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イベントリポート

日産リーフが日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞

「グランツーリスモ」シリーズプロデューサー・山内一典が選考委員を務める「2011-2012日本カー・オブ・ザ・イヤー」最終選考会が12月3日、東京ビッグサイトの「第42回東京モーターショー2011」会場にて開催されました。

ノミネート車全55台の中から、あらかじめ第一次選考で選ばれた10ベスト(テンベスト)車両を選出。自動車ジャーナリストなど60名の選考委員による投票の結果、日本カー・オブ・ザ・イヤーは日産リーフに決定しました。1981年の賞創設以来、電気自動車が大賞を受賞するのは初めてのことです。リーフそのものの実用性の高さだけでなく、充電設備へ投資するなど、電気自動車を普及させるための総合的な取り組みを行ったことで高い評価を得ました。

日産自動車最高執行責任者(COO)の志賀俊之氏(写真)は、「我々が目指している『ゼロ・エミッションモビリティ社会の実現』のために、リーフだけでなく、急速充電器の開発/販売など社会全体への働きかけを評価していただいたのを嬉しく思っている」と語りました。また、1992年に開発を開始したリチウムイオンバッテリーに関して、「当時は自動車にリチウムイオンバッテリーを搭載するという発想に現実味がないところからスタートした。着実に商品化して、普及に繋げるために長い間努力してくださっている方々に感謝したい」と述べています。

インポート・カー・オブ・ザ・イヤーにはメルセデス・ベンツ Cクラスが選ばれました。また、実行委員会特別賞はマツダ・デミオスカイアクティブが受賞しました。

もともとハイレベルな基本性能を持つCクラスだが、今回は2000箇所もの改良を実施。ダウンサイジングした直噴ターボエンジンと7速ATの組み合わせで環境性能も向上させた。プジョー508との熾烈な得点争いの結果、4点差でインポート・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した
「実行委員特別賞」に選ばれたのは、得票数でも日本車2位を記録したマツダのデミオ・スカイアクティブ。EVやハイブリッドではなく、敢えて既存のガソリンエンジンで効率良く低燃費を実現したスカイアクティブ技術を搭載。ロータリーエンジンを生んだマツダならではのアイデアと、走りの楽しさを両立させた点が高く評価された