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ワールドファイナル

マツダと「グランツーリスモ」が新たなレースカー「RX-VISION GT3 CONCEPT」の収録を発表。スケッチも公開。

11月23日、モナコで行われた「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ」ワールドファイナル2019のステージで、マツダと「グランツーリスモ」が、2020年 FIA グランツーリスモ チャンピオンシップでの新たなパートナーシップを見据えて、来シーズンに登場予定のニューマシン「MAZDA RX-VISION GT3 CONCEPT」のデザインスケッチを公開しました。

この車両については、マニュファクチャラーシリーズ決勝戦に先立って行われた「マツダ トラックサイドトーク」というトークショーの場で発表されました。トラックサイドトークには、マツダ・ノースアメリカオペレーションズシニアデザインディレクターのジュリアン・モントゥッセ氏と「グランツーリスモ」シリーズ・プロデューサー山内一典が登壇。

ジュリアン氏がマツダの長年に及ぶモータースポーツの歴史を紹介すると、ステージ背後のスクリーンにマツダ デザイン担当常務執行役員の前田育男氏が登場し、ビデオメッセージというスタイルで「eスポーツの世界でもマツダを選んでほしい。ジュニアドライバーの育成も支援したい。そして2020年の『FIA GTチャンピオンシップ』には、MAZDA RX-VISION GT3 CONCEPTが登場します」と発表しました。

前田氏は続けて「その前に、マツダはレースにニューモデルを投入します。MAZDA RX-VISION GT3 CONCEPTです」と新たなクルマを紹介。「このクルマは2017年に東京モーターショーで発表されたRX-VISIONのGT3モデルで、美しいデザインとワイドトレッド&ロングノーズが特長。フロントミッドシップFRと低い車高により、48対52という理想的な重量配分を実現した結果、少ない荷重移動と空気抵抗の軽減、タイヤ摩耗の抑制を可能にしました」と話しました。

これを受けてステージのジュリアン氏がクルマのイメージスケッチを公開すると、場内からは大歓声が巻き起こりました。山内一典は「ここにいる皆さんならば、このクルマの形をみただけで走りやすそうだということが分かるでしょう。明らかにルーフが低いし、4つのタイヤが四隅にあってスタビリティが高そうだ」とコメントし、さらにこのマシンが今、ポリフォニー・デジタルのスタジオでモデリングの真っ最中であることを明かしました。客席からはグランツーリスモ・ドライバーを代表し、今シーズンのマニュファクチャラーシリーズをマツダで戦ってきた國分諒汰選手がマイクを握り、「本当に美しいのひと言。レースするうえでもそういう形になっている」と印象を述べました。

トラックサイドトーク終了後は、各国のメディアとグランツーリスモのトップドライバーがペアになって戦うプロアマ対抗戦を実施。新コース「ウェザーテック・レースウェイ・ラグナ・セカ」を舞台にしたマツダ ロードスターによる5ラップのレースは、フランスの「スポーツオート」とニュージーランド出身のサイモン・ビショップ選手のペアが優勝を勝ち取りました。

MAZDA RX-VISION GT3 CONCEPTは、2020年のいずれかのタイミングで、「グランツーリスモSPORT」に収録される予定です。


マツダ トラックサイドトークの配信アーカイブ

※日本語の字幕があります。YouTubeプレイヤーの字幕機能をオンにしてください。

日本語実況・解説付きプロアマ対抗戦の配信アーカイブ