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山内一典がバルセロナで「プレミオ・デ・オノール」を受賞

6月28日「グランツーリスモ」シリーズプロデューサー山内一典が、スペインのインタラクティブ・アート&サイエンスアカデミーにおいて、長期間にわたってゲーム産業に貢献し、革新的な実績を残したクリエイターに対して与えられる「プレミオ・デ・オノール」(名誉賞)を受賞しました。

「Hola, soy Kazunori Yamauchi. Es un honor para mí recibir este premio(こんにちは、私は山内一典です。この賞を受賞できて光栄です)」とスペイン語で挨拶した後、山内は「日本語以外でスピーチをしたのは初めて」と告白し、集まったスペインの観衆に暖かく受け入れられました。

受賞の会場となったのはゲーム産業のコンベンションおよび学術会議でもある「ゲームラボ2012」の夜に行われたスペインゲーム産業の表彰式。ゲームスラボは毎年6月下旬にバルセロナで開催され、今年で8年目を迎えます。

「ガウディやピカソといったアーティストが彼らのアートを発表していたバルセロナのよう芸術都市で、この賞を頂いたことは僕にとって大変喜ばしいこと」と山内はスペインのゲーム産業と「グランツーリスモ」のファンに対して感動を伝えました。

表彰式はスペインの有名コメディアンであるアレックス・オドハーティの司会で行われましたが、スペインの文化大臣であるホセ・イグナシオ・ウェルト氏もビデオを通じて参加。彼はスペインのゲーム業界を「我々の国内に新しくすばらしい雇用を増やしてくれたことにとても感謝している、」と称賛し「すばらしい現在と、輝かしい未来が待っている」とコメントしました。