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イベントリポート

山内一典がニュルブルクリンク24時間レースに参戦

5月13日(木)から16日(日)にかけて、ドイツ・ニュルブルクリンクで「第38回ニュルブルクリンク24時間レース」が開催されます。世界最大のツーリングカーイベントであるこのレースに「ワールド・カー・アワード」チームのドライバーとして、「グランツーリスモ」シリーズ・プロデューサー山内一典が参戦します。(ページ上部写真、左からピーター・ライオンさん、山内一典、松田秀士さん、オーエン・ミルデンホールさん)

5リッターV8エンジンを積む参戦マシン、レクサスIS F。昨年仕様に比べてフロントのダウンフォースやリアのスタビリティがさらに向上している

山内の参戦は、モータージャーナリストのピーター・ライオンさんの発案から始まりました。国際的な自動車評価団体「ワールド・カー・アワード」(※)の選考委員でもあるピーターさんの呼びかけに、同じく選考委員を務める山内とレーシングドライバーの松田秀士さんが賛同。「ワールド・カー・アワード」チームが結成されたのです。昨年8月、この3人は一足先にニュルブルクリンクで開催されたVLNレース第8戦に参戦し、見事クラス優勝を果たしました。

今回の24時間レースでは上記3人に、イギリス「オートエクスプレス」誌のベテランテスター、オーウェン・ミルデンホールさんを加えて、1昼夜にわたる過酷な戦いに挑みます。参戦マシンはレクサスIS F(SP8クラス/ゼッケン72)。市販車の高いポテンシャルを生かしながら、エアロダイナミクスやスタビリティを高めたこのレースのための専用車両です。

さらに今年のニュルブルクリンク24時間レースでは、『グランツーリスモ5』のスペシャルバージョンを発表します。このバージョンでは、まったく新しいニュルブルクリンク北コースと同グランプリコース、さらには両コースを接続した25kmに及ぶ24時間レース専用レイアウトを初公開。ニュルブルクリンクを訪れた観客の皆様に、現実の24時間レースに負けない興奮とリアリティをお楽しみいただく予定です。

北コース
GPコース
24時間レースレイアウト
【ピーター・ライオンさんプロフィール】
1960年オーストラリア生まれ。(米)Motor Trend、(英)Autocar、(伊)Quattroruote、(独)AutoBild、(豪)Herald Sun新聞、(日)Holiday Autoなどの世界の有力誌12誌以上に執筆するモータージャーナリスト。日本語でも英語でも記事を書くユニークなジャーナリストで、2001年からはマツダ・ロードスターのワンメイクレースシリーズにも参戦している。

【松田秀士さんプロフィール
1954年生まれ。1984年には全日本F3、85年には全日本F2に参戦。1994年以降、合計4度のINDY 500出場を果たし当時の日本人最高位の8位を獲得。ル・マン24時間レース、スパ24時間レースにも参戦経験がある。2010年シーズンは全日本スーパーGT選手権にアストンマーチンV8ヴァンテージで参戦中。

【オーエン・ミルデンホールさんプロフィール】
英国「オートエクスプレスマガジン」のベテランロード・テスターであり、シングルシートの フォーミュラカーやスポーツカーで7シーズン以上レース参戦した経験豊富なプロレースドライバー。1997年英国フォーミュラフォード、ディビジョン1 のチャンピオン。シルバーストンの24時間レースに3回、スパ・ファン カップの25時間レースに2回出場している。

※「ワールド・カー・アワード」
2004年に設立された国際的な自動車評価団体。25カ国59名からなる審査員が1年に2回、極秘投票を行い、日々進化を遂げるクルマのメカニズムやデザインにおけるイノベーション、最新技術などを称えている。


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