9月8日（現地時間）、オペルは、ミュンヘンで開催中の国際モーターショー、IAA モビリティ 2025において「オペル コルサ GSE ビジョン グランツーリスモ」を発表しました。自動車史の黎明期から連なる深い歴史を持つオペルによる最新のビジョン グランツーリスモは、この秋『グランツーリスモ７』に登場予定です。

モータースポーツの伝統と未来志向の技術の融合

オペルのベストセラーカー「コルサ」の名に、高性能サブブランド「GSE」を冠する「オペル コルサ GSE ビジョン グランツーリスモ」。長年に渡りオペルが培ってきたモータースポーツの伝統と未来志向の技術が融合する、フル電動のコンパクト・ハイパフォーマンスカーです。

エクステリアには、鋭いラインと機械的なディテールからなる彫刻的で力強いスタイリングが与えられており、ボディの正面や真後ろからは、水平と垂直のラインが織りなすオペルの重要なデザイン要素「コンパス」のモチーフが見てとれます。このボディは空力性能にも優れており、アクティブエアロやエアロブレードなどのデバイスによって、高速走行時の安定性を向上させています。

力強いスタイリング同様、パワーユニットも圧倒的です。出力350kW（476 PS）の電動モーターを前後に2基搭載し、合計最大出力588kW（800PS）、最大トルクは800Nm（81.6kg-m）を実現。駆動方式は全輪駆動。0-100km/h加速はわずか2.0秒、最高速度は320km/hです。

内装は、シンプルで研ぎ澄まされたレース体験をドライバーに印象づけるもの。コックピットには6点式シートベルト付きの軽量な吊り下げ式ドライバーズシートが備わり、ロールケージとともに、最高水準の安全性を確保しています。

また、周囲車両を検知する車載センサーを搭載。ドライバーの死角に車両がある場合には、ダッシュボードやドアパネルに施された、イルミネーション表示機能を持つファブリック素材に警告が表示され、他車の存在をドライバーに伝えます。

オペルの伝統と未来へアプローチが凝縮された「オペル コルサ GSE ビジョン グランツーリスモ」。GT7への登場にご期待ください。

「ビジョン グランツーリスモ」とは、「グランツーリスモ」のプレイヤーのために世界中のブランドがオリジナルのスポーツカーをデザインするプロジェクトです。より詳しい情報は、「ビジョングランツーリスモ」のページをご覧ください。