南北アメリカ王者、ブラジル代表イゴール・フラガ選手が奇跡の大逆転!
初代ネイションズカップチャンピオンを獲得!
11月19日(現地時間・11月18日)、モナコにて最終日を迎えた「FIA グランツーリスモチャンピオンシップ 2018 ワールドファイナル」で「ネイションズカップ 決勝」が行われ、20歳の若きブラジル代表のイゴール・フラガ選手が初代ネイションズカップチャンピオンに輝きました。
4レースの総合獲得ポイントで争われる「ネイションズカップ 決勝」、第1レース「東京エクスプレスウェイ・南ルート 内回り」で、準決勝から10ポイントを持ち越したフラガ選手がポール・トゥ・ウィンを獲得し、チャンピオンの可能性が見えてきたのも束の間。日本代表の山中智瑛選手が第2レース・インテルラゴスの最終ラップで、1位フラガ選手との迫力のデュエルに勝利し、ポイントリーダーのフラガ選手に3ポイント差まで詰め寄ります。
総合1位フラガ選手、2位山中選手、3位にスペイン代表ロペス選手で迎えた第3レース・モンツァサーキット。フラガ選手がリズムを崩し、タイヤ交換でハードタイヤを選択する戦略が失敗となり、総合ポイントランキングは1位が山中選手、2位オーストラリア代表コディー・ニコラ・ラトコフスキー、3位にドイツ代表ミカイル・ヒザル選手。フラガ選手は10位までポジションを落とすという展開に。
ダブルポイントが有効の最終レースはサルト・サーキット9周。ハードタイヤで10位スタートのフラガ選手がソフトタイヤに迫るラップタイムを重ね、さらには同じブラジル代表アドリアーノ・カラッツァ選手とのチームプレイを見せ、山中選手をパスします。8周目ではついにポイントランキング暫定1位のドイツ代表ヒザル選手をパスしてフィニッシュ。最終レースで24ポイントを獲得し、見事初代ネイションズカップチャンピオンの称号を手にしました。
2位には初代ヨーロピアンチャンピオンのドイツ代表ヒザル選手、全レースで上位に食い込んだオーストラリア代表ラトコフスキー選手が3位という結果で、初開催となるワールドファイナル「ネイションズカップ 決勝」は幕を閉じました。
フラガ選手は12月開催予定の「FIA GALA」にて、2018 F1ワールドチャンピオンのルイス・ハミルトンと同じ場で表彰を受けます。
- Igor Fraga
- IOF_RACING17
- Brazil
- Mikail Hizal
- RL_LIGHTNING
- Germany
- Cody Nikola Latkovski
- Nik_Makozi
- Australia
ワールドファイナル
ネイションズカップ 決勝 リザルト
Rank | Driver | DAY 1 | Race 1 | Race 2 | Race 3 | Race 4 | Total Points |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 |
|
10 | 12 | 7 | 1 | 24 | 54 |
2 |
|
10 | 4 | 3 | 8 | 20 | 45 |
3 |
|
4 | 7 | 8 | 10 | 16 | 45 |
4 |
|
6 | 8 | 12 | 12 | 2 | 40 |
5 |
|
5 | 10 | 0 | 3 | 12 | 30 |
6 |
|
8 | 6 | 2 | 7 | 6 | 29 |
7 |
|
9 | 5 | 10 | 0 | 4 | 28 |
8 |
|
5 | 0 | 6 | 0 | 14 | 25 |
9 |
|
9 | 0 | 0 | 4 | 10 | 23 |
10 |
|
2 | 3 | 1 | 5 | 8 | 19 |
11 |
|
8 | 0 | 5 | 2 | 0 | 15 |
12 |
|
7 | 0 | 0 | 6 | 0 | 13 |
13 |
|
7 | 2 | 0 | 0 | 0 | 9 |
14 |
|
1 | 1 | 4 | 0 | 0 | 6 |
15 |
|
6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 |
16 |
|
3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |