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NATIONS CUP
貫録の勝利。オーストラリア・Nik_Makozi選手が4度目のチャンピオンを獲得!
テストシーズン15 オーバービュー
2018.03.01

15季目を迎えたネイションズカップは、2月18日から24日にかけて、全6戦が開催されました。

日曜日の開幕戦は、超高速ステージ・モンツァでのGR.3マシンの戦いでスタート。ここではオーストラリア、日本、香港などの選手がそろって活躍を見せ、第1枠ではオーストラリアのトッププレイヤー、Nik_Makozi選手と日本のfd3sr20b0654選手らが、そして第2枠では香港のSeize_HKS選手と日本・FD3S787選手らが、それぞれ高ポイントを獲得しました。

第2戦は、バックストレート終わりに強烈なアップダウンが待ち構えるレイク・マジョーレ 西レイアウトを舞台にしたヴェイロン GR.4によるレースです。ここでは第3枠で日本・Kawakana222選手が香港・Seize_HKS選手を破って勝利を獲得、いっぽうオーストラリア・Nik_Makozi選手が第4枠で勝利してポイントを伸ばしました。

火曜日の第3戦(インテルラゴス/GR.1)が終わって前半3戦の暫定ポイントランキングが確定します。首位は3連勝中のオーストラリア・Nik_Makozi選手、2位には3戦2勝の日本・FD3S787選手、そして3位には同じ日本のfd3sr20b0654選手が入りました。

水曜日のオフをはさんで木曜日の第4戦。アメリカ・ベイエリアを舞台にしたブルームーン・ベイでのGR.3マシンの戦いです。トライオーバルでの高速バトルでは、オーストラリア・Nik_Makozi選手が日本・BMRksp選手を破って4連勝を達成、また日本・poki_kocky選手やFD3S787選手も高ポイントを獲得しました。ポイントランキングではNik_Makozi選手の首位こそ変わらぬものの、第2戦から参戦を開始した日本・Kawakana222選手が2位に食い込み、終盤に向けた活躍が期待されます。

金曜日の第5戦は、京都ドライビングパーク 山際でのフィッティパルディEF7 VGTによる1戦。ここでもNik_Makozi選手が盤石の強さを見せましたが、今シーズン目立った活躍のなかった日本・s-shohei_選手が第3枠で勝利し、存在感をアピールします。さらには日本・Kawakana222選手やTOMMYKAIRA_R32 選手、Leafa_12選手も高ポイントを獲得しました。

迎えた土曜日の最終戦。ニュルブルクリンク GPを舞台にしたGR.4マシンの戦いです。第3枠のTop24スーパースターズには、上位選手が残らず参戦しました。

決勝レースはNik_Makozi選手が貫録に満ちたポール・トゥ・ウィンを達成、日本・Kawakana222選手は2位に終り、逆転はなりませんでした。3位にはシリーズ後半で一度失速した香港・Seize_HKSが見事な復活を果たして入賞を果たし、4位には第1、3戦で上位入賞を果たした日本・tatsurou55選手が飛び込む結果となったのです。

RANK DRIVER DR SR RD.1 RD.2 RD.3 RD.4 RD.5 RD.6 TOTAL
1 オーストラリア Nik_Makozi S S 2093 2053 2028 1922 1728 11014 15160
2 日本 Kawakana222 S S - 1861 1908 1850 1661 10822 14391
3 香港 Seize_HKS S S 1882 1751 568 - 0 10230 13863
4 日本 tatsurou55 S S 1860 - 1789 - 1453 9838 13487
5 日本 FD3S787 S S 1777 1817 1704 1988 1557 9446 13251
6 日本 kuro96GT S S - 1938 1702 1767 1552 9054 12759
7 日本 you143298 S S 1405 1204 1510 - - 8270 11185
8 日本 Arrow21CG S S 1672 114 1607 1546 1011 7878 11157
9 日本 toybubu1205 S S - 1399 835 1523 1349 7486 10408
10 日本 GReeeeN-one0110 S S 1785 1482 - 1878 - 6702 10345

Top 24 スーパースターズ・レビュー

王者の貫録を見せつけ、オーストラリアNik_Makozi選手がポールポジションからスタートします。2番手スタートの日本・Kawakana222選手が1コーナーでアウトから被せるも、ここは無理をせず2位を死守。
ペースを上げるNik_Makozi選手とは対象的に、Kawakana222選手は燃料とタイヤをセーブするため、トップとの間隔が離れていきます。

14周のレースの丁度折り返し地点である7周目、Nik_Makozi選手を皮切りに、上位陣が一斉にピット作業を行います。

ここで、トップが入れ替わります。
燃料をセーブする走りをしていたKawakana222選手が給油を短く済ませて、Nik_Makozi選手をピットで逆転。まさかの逆転にNik_Makozi選手は猛プッシュを開始します。

Nik_Makozi選手は9周目の1コーナーでKawakana222選手のインに飛び込み、再び1位に返り咲くことに成功。
Kawakana222選手はわずか1周で1位の座を明け渡しますが、ていねいな走りでレース後半に勝負をかけます。

しかし、後半に入ってもNik_Makozi選手のペースは落ちません。
ファイナルラップの最終コーナーでNik_Makozi選手の背後を捉えたKawakana222選手でしたがわずか及ばず。またしてもシリーズチャンピオンはオーストラリア・Nik_Makozi選手が獲得しました。

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