2019年シリーズ開幕戦のウィナーはアストンマーティンに!
フランス・パリにて3月16日と17日に開催される「ワールドツアー」。「FIA グランツーリスモ チャンピオンシップ」2019年シリーズの幕開けとなるこのイベントは、今シーズンの行方を占う重要な一戦となります。16日には「マニュファクチャラーシリーズ」が行われ、アストンマーティン(クリストファー・マーセル / USA、トーマス・マクファーソン / イギリス、今井慶春 / 日本)が勝利を収めました。
会場のガブリエル・パヴィリオンには、昨シーズンの「ワールドファイナル」での成績に基づき選考された、12マニュファクチャラーの各代表3名、計36名の選手が集結しました。今イベントの「マニュファクチャラーシリーズ」は4レースの総合獲得ポイントを競い、第1〜3レースが個人戦、ファイナルレースは獲得ポイント2倍の団体戦で争われます。
Top6予選はシーズン開幕で好調を見せるニコラス・ルビラー選手(チリ)がトップタイムを出し、BMWがスタートグリッド1位を獲得。昨シーズンのマニュファクチャラーシリーズチャンピオンのレクサスはTop6進出ならず、スタートティンググリッド9位となりました。
第1レースはTop6予選の結果そのままに、BMWがポールトゥウィンを獲得。続く第2レースでは東京エクスプレスウェイで、日産「GT-R Gr.4」を駆る初代アジア王者・國分諒汰選手(日本)が勝利を収めます。このレースでアストンマーティンのマクファーソン選手が、ストレートが得意な「V8 Vantage Gr.4」の特性を生かし、7位スタートから2位フィニッシュと大きな躍進を見せます。
初代ヨーロッパ王者ミカエル・ヒザル選手(ドイツ)・日産のまさかのコースアウトで波乱の幕開けとなった第3レース。多くのクルマが巻き込まれるインシデントを回避したアストンマーティンが1位でレースをリードしますが、最終シケインでルノー スポールがアストンマーティンをオーバーテイクし、第3レースを勝利します。
暫定ポイントランキング1位・日産、2位・アストンマーティン、3位・BMWで迎えたファイナルレースは、カタロニア・サーキットを17周する3人1組での団体戦耐久戦となります。昨シーズン「ワールドファイナル マニュファクチャラーシリーズ 決勝」で3位に入賞したアストンマーティンは、ドライバー交代が義務となるこのレースをノーミスでクリア。チームワークの進化を見せるかたちでファイナルレースを1位でフィニッシュし、総合優勝を獲得しました。
チャンピオンシップ全戦を「グランツーリスモ LIVE」でライブ配信
3月17日に最終日となるFIA グランツーリスモ チャンピオンシップ公式戦「ワールドツアー パリ」では「ネイションズカップ」が行われます。レースの模様は「グランツーリスモ LIVE」にてライブ配信します。今シーズンからチームラジオが導入され、レースの臨場感がさらに高まるライブ配信をぜひお楽しみください。
2019 ワールドツアー パリ
マニュファクチャラーシリーズ リザルト
| 順位 | Manufacturer / Drivers | Race 1 | Race 2 | Race 3 | Race 4 | Total Points |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 |
|
4 | 10 | 10 | 24 | 48 |
| 2 |
|
8 | 12 | 8 | 12 | 40 |
| 3 |
|
7 | 4 | 3 | 20 | 34 |
| 4 |
|
12 | 8 | 0 | 6 | 26 |
| 5 |
|
2 | 1 | 7 | 14 | 24 |
| 6 |
|
1 | 0 | 5 | 16 | 22 |
| 7 |
|
5 | 7 | 2 | 8 | 22 |
| 8 |
|
3 | 2 | 4 | 10 | 19 |
| 9 |
|
6 | 3 | 6 | 4 | 19 |
| 10 |
|
0 | 5 | 12 | 0 | 17 |
| 11 |
|
10 | 0 | 1 | 0 | 11 |
| 12 |
|
0 | 6 | 0 | 2 | 8 |





