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ワールドファイナル
ミスター稲妻! ヨーロッパウィナーのドイツ/ミカイル・ヒザル(TRL_LIGHTNING)がセミファイナルBで勝利!
FIA GT Championships 2018 World Finals / Nations Cup
2018.11.25

セミファイナル グループBはドラゴントレイル・シーサイドⅡを舞台にGr.3車両で争われました。

ポールポジションからスタートの日本/吉田 匠吾(gilles_honda_v12)911 RSRがソフトタイヤを選択し、逃げ切りを図ります。

アジアオセアニアリージョンのウィナーである、日本/國分 諒汰(Akagi_1942mi)バンテージ GT3は体調不良のままモナコ入りしたこともあり、ドライビングに精彩を欠きターン12でオーバーランを喫し、チリ/ニコラス・ルビラー(FT_NicoR)M6 GT3に抜かれます。

2周目のターン6で、ドイツ/ミカイル・ヒザル(TRL_LIGHTNING)GTI VGT Gr.3のインに飛び込んだ オーストラリア/コディー・ニコラ・ラトコフスキー(Nik_Makozi)AMG GT3が立ち上がりでオーバラン。不運なことに、3ワイドとなり行き場を失ったオーストラリア/ラトコフスキー(Nik_Makozi)AMG GT3は9位まで順位を落とします。

4周目、ソフトタイヤのマージンを使い切ったヨシダを先頭にピットイン。しかし背後にはミディアムタイヤをスタートタイヤに選択した日本/國分(Akagi_1942mi)バンテージ GT3、同じくミディアムをチョイスしていたチリ/ニコラス・ルビラー(FT_NicoR)M6 GT3はコース上に残り1位の座を奪います。

ソフトタイヤに交換した日本/國分(Akagi_1942mi)バンテージ GT3に対して、ミディアムを履く日本/吉田(gilles_honda_v12)911 RSRは成す術なくターン6のアプローチでインを開けポジションを譲ります。

猛烈な勢いでスパートを仕掛けてきたドイツ/ヒザル(TRL_LIGHTNING)GTI VGT Gr.3が7周目の1コーナーでトップに躍り出ます。

"Death Chicane"の異名もつくシケインの魔の手がチリ/ルビラー(FT_NicoR)M6 GT3を襲います。

さらにチリ/ルビラー(FT_NicoR)M6 GT3 に不運が続きますファイナルラップのターン12で、ブラジル/アドリアーノ・カラッツァ(CRT-Didico15)にラインを塞がれ行き場を失いコースオフ。これによりポジションを9位まで落とします。


トップでチェッカーを受けたのは5番手スタートから、神業ともいえるレースストラテジーを組み立てた ドイツ/ミカイル・ヒザル(TRL_LIGHTNING) でした。2位には体調不良を押しのけ日本/國分 諒汰(Akagi_1942mi)が入りました。

そして、 チリ/ルビラー(FT_NicoR) 、オーストラリア/ラトコフスキー(Nik_Makozi)の2名が敗者復活戦に進むという波乱のBグループでした。

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