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MANUFACTURER SERIES
王者らしい安定した走りをみせたAkagi_1942mi選手(マツダ)がシリーズ連覇!
2021 Series Manufacturer Series - Season 2 (Asia Oceania)
2021.09.24

7月7に開幕したFIA GT マニュファクチャラーシリーズ - シーズン 2は、「インテルラゴス サーキット」を舞台にGr.4車両で争われ、多くのトッププレイヤーが集結しました。


開幕戦でポールポジションを獲得したのは、奥本選手 - HIROGRAND_1009(フォルクスワーゲン)でした。
マニュファクチャラーシリーズにおける絶対王者ともいえるAkagi_1942mi選手(マツダ)ですが、予選は奮わず6番手グリッドからのスタートです。しかし、レースストラテジーの名手であるAkagi_1942mi選手は虎視眈々と自らの戦略を遂行し、ついにファイナルラップで首位に躍り出ます。

終始レースをリードしていた奥本選手でしたが成す術がなく、s-shohei_選手(ホンダ)、ko_sirrus87選手(三菱)にもかわされ4位まで後退します。

Akagi_1942mi選手は強豪揃いのマッチングで勝利し、431ポイントという大量ポイントを獲得します。このレースで最大ポイントを獲得したAkagi_1942mi選手でしたが、開幕戦の見どころはそれだけではありませんでした。

1枠前のマッチングではオーストラリア人ドライバーのリー選手 - PX7-AmazingHour(ヒュンダイ)が、Akagi_1942mi選手との直接対決で勝利。日本人選手を相手に目まぐるしい活躍をみせています。


ラウンド2からラウンド5までスキップしたAkagi_1942mi選手は、シリーズランキングでトップ16圏外に後退。その間にtokari71選手(トヨタ)、s-shohei_選手、Kerokkuma_ej20選手(スバル)が大量ポイントを獲得し、ポイントランキングでも上位にランクインします。


ラウンド6ではAkagi_1942mi選手がポールトゥーウィンを達成し409ポイントを獲得します。
しかし、その後のマッチングではV1_CRV-KRT86選手(フォルクスワーゲン)が、歴戦の猛者たちを抑えてポールトゥーウィンを達成し419ポイントを獲得します。


ラウンド7ではシリーズタイトルを手堅いものとすべくAkagi_1942mi選手が再び登場しますが、このレースで勝利したのはリー選手でした。リー選手の勝利でヒュンダイはシリーズランキングでも4位へ上昇します。


ラウンド8は「筑波サーキット」を舞台にGr.3車両で争われる、ショートコースにハイスピード車両というトリッキーな組み合わせ。このレースには一部のシリーズランキング上位勢は姿をあらわしませんでしたが、ポールトゥーウィンを達成したのはV1_CRV-KRT86選手でした。


勢いに乗るV1_CRV-KRT86選手は続くラウンド9でも勝利し424ポイントを獲得。首位のAkagi_1942mi選手まで10ポイント差につめよりシリーズランキング2位に躍り出ます。


最終戦での逆転に望みかけるV1_CRV-KRT86選手でしたが、失意の予選13番手グリッドとなり、決勝も18位でレースを終え有効ポイントを更新することが出できせんでした。

この瞬間に、シーズン2の首位の座をAkagi_1942mi選手(マツダ)が確定させ、シーズン1に続いて2連覇を達成しました。


終わってみれば、Akagi_1942mi選手がシリーズを制覇するこれまで通りの結果でしたが、シーズン後半のV1_CRV-KRT86選手の破竹の連勝は上位陣にとって脅威であり、今後の活躍に期待がかかります。

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