アーケード

ドリフトトライアルの楽しみ方

ドリフトトライアルでは、ラップタイムではなくドリフトの出来映えを競います。見事なドリフトを決めるテクニックを身に付けましょう。

最初はドリフトを前半と後半に分けて練習するといいでしょう。前半は後輪を滑らせるきっかけを作ること。後半はドリフトを維持することです。

ドリフトのきっかけを作るもっとも単純な方法は、コーナーにハイスピードで進入し、急ブレーキを踏んだ瞬間にサイドブレーキを効かせることです。最初はスピンするつもりで、コーナーへ進入するスピードと、後輪が滑り出す感覚を覚えましょう。

後輪がうまく滑り出すようになったら、それを維持することを考えます。ここで重要なのがカウンターステアとアクセルワークです。カウンターステアとは、クルマが滑り出した瞬間に、滑り出した方向へ切るハンドル操作のこと。カウンターステアを切ると、クルマの横滑りを抑えることができます。

同様にアクセルを踏む量でも横滑りがコントロールできます。もっと横滑りを起こしたいときはアクセルオン、横滑りを抑えたいときはアクセルをオフにします。実際のドリフトでは、カウンターステアとアクセルワークを組み合わせることで、見事なドリフトが可能になります。

ドリフトトライアルでは、ドリフトを以下の項目から判定してポイントとして表示します。

角度
通常のグリップ状態の走行ラインに対して、クルマがどのくらいの角度を持ってドリフトしているか(この角度をドリフトアングルといいます)を判定します。一定以上ドリフトアングルが付くと、スピンとみなしポイントがリセットされます。
レコードラインとの距離
グリップ状態での理想的なレコードラインをどのくらいトレースできているかを判定します。レコードラインから離れるほどポイントが低くなります。
速度
ドリフト中のクルマのスピードを判定します。速いほどポイントが高くなります。
持続時間
ドリフトの持続時間を判定します。上記①~③の判定からポイントの高いドリフトを維持すればするほど、ポイントの上がり方が早くなります。

ドリフトトライアルでは、装着タイヤにはできるだけグリップ力の低いものを選びましょう。リアタイヤだけグリップ力を落とすことも有効です。

関連する項目
- シングルプレイとパーティープレイ