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Mark Shulzhitskiy

2012年ドイツ
ピーター・パイゼーラ
誕生日 : 1987年8月15日
出身地 / 居住地 : ドイツ、ヒンデンブルク / ドイツ、グラッドベック
主な戦績
2012年日産プレイステーションGTアカデミー:ドイツ・チャンピオン

プロフィール

2012年、ドイツは単独でGTアカデミーを開催し、その予選の一つは有名なニュルブルクリンク・サーキットでも行われました。総勢9万6000人という参加者の中から頭角を現したのはピーター・パイゼーラ。彼はシルバーストンで開催された最終選考会でも人並み外れた実力を見せ、記念すべき初のドイツ・チャンピオンに輝いたのです。

ピーターはミハエル・シューマッハがF1で大活躍していた時代に、彼を応援して育ちました。しかし彼が本当に魅せられたのはF1ではなくラリー。WRC(世界ラリー選手権)ドライバーが見事なテクニックでマシンを滑らせ、クレストをジャンプしながらクリアしていくのを見るのが大好きでした。一番好きなドライバーはセバスチャン・ロウブ。休日になると彼はよく友達と一緒にダートコースを探しに出かけました。

ピーターはすでに16台くらいのクルマを乗り継いできました。一番好きだったクルマはヴォグゾール・フロンテーラ。その理由は「ダートが一番楽しくて速かったから」だそうです。今回のチャンピオン獲得によって、彼は「いつかWRCドライバーになりたい」という夢に一歩近づいたといえるでしょう。

今までレース経験のなかったピーターですが、彼はレースドライバーになるための集中開発プログラムを開始。他地域のチャンピオンとともに3か月間の特訓を受け、2013年1月のドバイ24時間レースでは日産370Z GT4レースカーをドライブします。2012年11月、ピーターと3人のチームメイトはドニントンで行われた4時間のナイトレースを無事完走し、ドバイに必要な国際Cライセンスを取得しました。

今回の開発プログラムはピーターが初めて体験する現実のレーストレーニングでした。彼は肉体的にも精神的にもチャレンジングで、代えがたい経験だったとコメントしています。「すごく厳しくて、本当に集中できないと卒業できません。でもこれが終わって家に帰れば、きっとここが恋しくなると思います!」