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Making of Bugatti Vision Gran Turismo
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ビジョン グランツーリスモ

「ブガッティ ビジョン グランツーリスモ」を発表

9月14日(現地時間)、同17日から一般公開が始まるフランクフルトモーターショーに先立ち、ブガッティは「ブガッティ ビジョン グランツーリスモ」とそのフルスケールモデルを発表しました。同車は「グランツーリスモ」シリーズに収録予定です。

超ド級スポーツカー「ヴェイロン」シリーズを450台制作し、見事に完売させたブガッティ。同社はブガッティ ビジョン グランツーリスモでその歴史に新たな1ページを書き加え、さらに今後新たなスーパースポーツカーをアンヴェイルすることで、新たな頂点を迎えることでしょう。
ブガッティ ビジョン グランツーリスモのデザインには、1920年代から30年代にかけて成し遂げた数々のレースでの勝利、なかでもル・マン24時間レースに対するオマージュが込められています。もちろん最新のモータースポーツからのフィードバックも忘れてはいません。このクルマには、次世代のブガッティのデザインランゲージも垣間見ることができるのです。

ブガッティ ビジョン グランツーリスモの歴史的なバックボーンは、1937年、39年とル・マン24時間レースを制覇した「タイプ57タンク」です。当時のフランスのナショナルカラーはブルー。1937年の優勝マシンである「タイプ57Gタンク」も、クラシックなブルーのツートーンにペイントされていました。以来ブガッティは青をブランドカラーとしたため、ブガッティ ビジョン グランツーリスモも、往時をしのばせるブルーのツートーンをまとっているのです。

このクルマは一般的な乗用車とはかけ離れた存在であるため、ナンバーが付くプロダクションカーよりはるかにエクストリームで、パフォーマンスを重視したデザインとなっていますが、デザインチームは2つのポイントを重視しました。まずはバーチャルマシンではあってもブガッティのルックスを保ち、「芸術」「フォルム」「テクニック」というブガッティの3つの価値観を体現していること。2つ目は、用いられるすべてのパーツが実車同然の性能を生み出す機能を有していることです。そのためブガッティ ビジョン グランツーリスモはエンジニアとデザイナーが緊密にコラボレーションを行い、最新のレーステクノロジーやエアロダイナミクスの解析に基づいて生み出されました。

ブガッティ ビジョン グランツーリスモはバーチャルな存在とはいえ、ブガッティ開発チームによるドライビングやエアロダイナミクスの最新のシミュレーションモデルに基づいて開発されました。そのため盛り込まれた技術的要素はデザイン同様完全にリアルそのものです。エンジニアとデザイナーは6ヶ月もの間協議を重ね、開発を進めました。フォルクスワーゲンのレースエキスパートたちもこの開発に加わり、クルマのあらゆるディテールが現実に忠実であるよう助言しました。

パフォーマンス上の目標を達成するため、ブガッティ ビジョン グランツーリスモはすさまじいパワーを4輪すべてに伝えるW16エンジンを搭載しています。

ブガッティ・オートモーティブ社長 ヴォルフガング・デュルハイマー氏のコメント

ブガッティ ビジョン グランツーリスモは、「ヴェイロンの章」を完結させたブガッティが新たに踏み出す旅の最初の一歩です。その旅は近い将来登場するブガッティのスーパースポーツカーによって、一つの頂点を迎えます。私たちのヴェイロン・シリーズはわずか450台が作られましたが、今はそのすべてが自動車を極め尽くした世界中のオーナーの手元にあります。一方世界中で何年もの間、私たちのファンで居続けてくださった方々も大勢いらっしゃいます。このプロジェクトは皆様の情熱と愛情への感謝の印なのです。

ブガッティ・デザインチーム代表 アキム・アンシャイト氏のコメント

ル・マンはブガッティ ビジョン グランツーリスモの開発に2つの影響を与えました。ひとつはブガッティが勝利を成し遂げた栄光の舞台として。もうひとつは最高速の象徴ともいえる非常に長いストレートの存在です。ブガッティはナンバー付き生産車の世界最高速度記録、431.072km/h(267.86mph)を2010年から保持しており、さらに2013年には世界最速のオープンカーの記録、408.48km/h(254.04mph)も打ち立てました。世界最速記録を2つも持つブガッティにとって、ル・マンは自らの存在証明とでもいうべき理想的な場所なのです。
ブガッティ・ヴェイロンは美女と野獣が一つとなったスーパースポーツカーですが、ブガッティ ビジョン グランツーリスモは究極のパフォーマンスの野獣です。その革命的でエクストリームなデザインは、バーチャルサーキットを駆ける純血のブガッティであることを示しています。

ブガッティ シャシー開発部長 フロリアン・ウムバッハ氏のコメント

このプロジェクトを大いに楽しみました。ブガッティ ビジョン グランツーリスモでは、すべてのパラメータで最高の性能が出るように調整しました。プロダクションカーでは居住性とイージードライブが重要なポイントになることは言うまでもありません。しかしブガッティ ビジョン グランツーリスモでは、公道仕様のブガッティのスーパースポーツカーに欠かせない豪華さや乗り心地のためのシステム類をすべて取り外してあります。その結果車体はより軽量化でき、新しい高性能の空力パーツやバーチャルサーキット専用にデザインした新しいラジエターレイアウトなどを採用することが可能になりました。
このクルマの開発では、私たちのチームは初めて、自動車開発者として同然守るべき法的な責務から解き放たれました。私たちを縛っていたのは、FIAの安全基準だけです。制限も妥協もない、非情にエキサイティングなプロジェクトでした。
エンジニアの計算によれば、ブガッティ ビジョン グランツーリスモはサルトサーキットの4つのセクションで400km/hをオーバーします。長いストレートでの途方もないスピードのおかげでコーナリングのロスがすべて回収できるため、このクルマのラップタイムはFIAとACOのレギュレーションに適合させたLMP1マシンと変わらないはずです。

ブガッティ エクステリアデザイン クリエイティブ開発部長 サシャ・セリパノフ氏のコメント

過去数年、コンセプトカーはその存在を疑問視されていた時代が続いていました。行き先を見失っていたのです。
でも「ビジョン グランツーリスモ」プロジェクトが始まってから、その流れが一気に変わりました。どのクルマメーカーも真面目に、そして莫大なリソースを注いでVGTカーを作り上げています。
1939年のニューヨーク万博「フューチャラマ」、1961年のデトロイトオートショー「オートラマ」、かつて自動車のコンセプトカーが燦然と輝くような、時代の画期がありました。「ビジョン グランツーリスモ」プロジェクトは、あれ以来の、過去数十年間の自動車史に残る、大きな、時代を代表する運動です。
考えてみてください、この数年のうちに登場した、記憶に残っている魅力的なコンセプトカーを。私たちも、その運動の一部となれて、本当に光栄だと思っています。

「グランツーリスモ」プロデューサー 山内一典のコメント

今回ブガッティの皆様にお会いして、ブガッティのブランドは境界を切り開く存在だということを実感しました。それは「グランツーリスモ」がやることすべての限界に挑戦しようとする姿勢にものすごく似ていると思いました。私たちにとっても、ブガッティ ビジョン グランツーリスモは「グランツーリスモ」の魅力をいっそう豊かにするものであり、このエキサイティングでクールなクルマがラインナップに加わることを誇りに思います。