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イベントリポート

第12回GTアワードは「1970年式シボレー カマロ」に

アメリカ・ラスベガスで開催されるSEMA(Specialty Equipment Market Association)ショーに併せて、その出展車両の中から優れたカスタムカーを選ぶ「GRAN TURISMO AWARDS SEMA(以下GTアワード)」。11月6日(現地時間)、12回目を迎えたこのアワードの最終選考会が開催され、「グランツーリスモ」シリーズ・プロデューサー山内一典は、「GoPro “Rampage” 1970 Camaro」を大賞であるBest in Showに選びました。

今年も、GTアワードはアメリカの有力メディアやモータージャーナリストたちによる部門賞の選出でスタート。会場を埋め尽くした傑作マシンの中から、以下の5台が部門賞に選ばれました。

・ベスト・トラック/SUV:1952 シボレー ピックアップ(オーナー:タイラー・スカーフェさん)
・ベスト・ドメスティックカー:GoPro “Rampage” 1970 シボレー カマロ(オーナー:ジェレミー・ガーバーさん)
・ベスト・アジアンインポート:日産GT-R(オーナー:アーニー・マナンサーラさん)
・ベスト・ヨーロピアンインポート:2013 フォルクスワーゲン HPA FT740ツインターボ(オーナー:マーセル・ホーンさん)
・ベスト・ホットロッド:1957 シボレー(オーナー:ジェフ・ラッツさん)

11月6日夜、SEMAショー会場近くのクロムウェルホテルに場所を移して、GTアワードの最終選考会がスタート。日中、出展車両を入念にチェックした山内は、5つの部門賞の中からGoPro “Rampage” 1970 シボレー カマロを、今年の大賞に選びました。

GoPro “Rampage” 1970 シボレー カマロは、まさにSEMAショーのスピリットを体現したかのような1台。コルベットにも積まれる最強のV8、LS7を750馬力までパワーアップし、オールドカマロのボンネットに押し込んだカスタムマシンです。強烈なオーバーフェンダーと巨大なリアウイングをおごったボディは、骨格を除きそのほとんどをカーボンにリプレイス。ショックアブソーバーユニットは片持ち式に改造してボンネット内に収められ、減衰力調整が容易に行えるようになっています。

40年以上の歴史を飛び越えて現代に蘇ったこのスーパーカマロも、GTアワードのルールにのっとり、将来のグランツーリスモに収録される予定です。

一方今年のSEMAショーには、「グランツーリスモ」が外装をカスタマイズしたスペシャルモデル、BMW M4 Mパフォーマンスエディションも姿を現しました。同車は究極のドライビングマシンであるM4クーペをベースに、Mパフォーマンスのパーツ群を組み込んだ飛び切りの1台。カーボン製のフロントリップやリアスポイラーに加えて、ブラックアウトされたキドニーグリルやサイドグリルがただならぬ迫力を醸し出しています。「グランツーリスモ」はこの特別な1台をレースに用いられるセーフティカーとしてカスタマイズ。BMWモータースポーツカラーを配したコンペティティブなたたずまいに仕上げました。BMW M4 Mパフォーマンスエディションは近く行われる『グランツーリスモ6』のアップデートにより、ゲーム内にも登場する予定です。

【GRAN TURISMO AWARDS 歴代受賞車両リスト】
2003 Buick Special
2004 HPA Motorsports Stage II R32
2005 AEM S2000
2006 ArtMorrison Corvette '60
2007 HPA TT
2008 Infiniti G37
2009 Ford Mustang Trans-Cammer
2010 1969 Chevloret Camaro
2011 1971 Chevrolet Camaro
2012 Custom Ford Mach 40
2013 1967 Chevy Nova
2014 GoPro “Rampage” 1970 Chevrolet Camaro