イギリス・イングランド東部にあるリンカンシャー州警察が、『グランツーリスモＳＰＯＲＴ』を用いたドライビングトレーニングを行い、確かな成果を確認しました。

トレーニングはシルバーストン サーキットを舞台に、リンカンシャー州警察から4人の交通担当の警官が参加して行われました。彼らはまずサーキットのラップタイムを計測。その後、GTアカデミーのインストラクターの指導のもと『グランツーリスモＳＰＯＲＴ』でタイムトライアルなどを行い、再びラップタイムを計測しました。4人はそろってラップタイムを短縮したばかりか、ドライビングが滑らかで安定感のあるものになったことを体感。「グランツーリスモ」によるトレーニングが現実でも有効であることを、改めて印象づける結果となりました。

これを受けて同警察の地域管制官は以下のようにコメントしました。
「これまで行ってきたトレーニング方法の代わりになるものは依然として存在しません。しかし私達は、スタッフや警察官のトレーニングを補完する革新的な方法を常に探しています。『グランツーリスモ』が世界トップクラスのレーシングドライバーのトレーニングに役立つなら、警察官にも何かよいものが与えられるのではないでしょうか。同時に私達のトレーニング方法の進化・刷新につながる考え方を広げる手がかりになるかどうかを調べたいと思いました」

※冒頭の映像は英語音声のみです。