ベストカー 2007年7月26日号
- ベストカー 2007年7月26日号
- 発売日:2007年06月26日
- 価格:300円
- 発行元:(株)三推社 / (株)講談社
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やっとかめ勝股の「クルマなんてさ」(第7回)
ああ、夏至も過ぎてしまった。もうこれからは冬に向けてまっしぐらかあ……。と少々暗くなっておる勝股です。
さて、日産GT‐R発表を前に、いろんな噂を耳にするようになってきたが、開発者、広告代理店にも、「秘密を漏らしません。漏らしたらクビになってもしょうがありません」というような念書を書かせているという。万が一漏れたとわかったら、おそらく自衛隊の機密漏洩事件より凄い犯人捜しになりそうだ。
先般開催されたイギリスのグッドウッドのフェスティバルでも、フロントとリアにマスクをかぶせたままのGT‐Rを登場させた。発表まで4ヶ月。あまりの秘密主義には、違和感すら感じる。お祭り気分のいい雰囲気の場にそぐわないのでないのかなあ。だいたい、そこまで隠して、蓋を開けたら、モーターショーのときと大差なかったでは、笑えない。よっぽど自信があるか、ないか、どっちかだろう。
というわけで、今号では、GT‐Rのデザインを勝手に予測してみた。6パターンあるので、ぜひご覧あれ。そして、発表されたとき、どれがいちばん似ていたか、を検証してほしいものである。
前号で、「(すごい乗り物に乗った体験記) 知られざる世界」を企画したところ、「俺はもっと凄いものに乗った」と名乗りを挙げる人続々と現れた。
トヨタ7のワークスドライバー細谷四方洋さんが130tダンプを運転したとご連絡くださった。また、ワタシの友人、鷹匠がF15イーグルに乗せてもらったなど、その辺は「アポなし日本全国電話調査」(小誌の大人気活版連載)に詳しくご覧あれ。で、F15に乗せてもらった鷹匠箕浦さんがあまりのGでどうなったか、というと「胃がくっついて、そのあと出たふぐ刺しを三切れしか食べられんかった」そうな。
ふぐ刺し…と言えば…。
●連載「タコの思い出コーナー」(おそらく最終回)
ふぐ刺しと言えば、今はグラツー界のカリスマ先生、元ベストカー編集者の大井貴之(通称タコ)を思い出す。
九州での取材のおり、先方がふぐ刺しを出してくれたのだが、ちっとも箸をつけようとしなかった。同行していた評論家某氏が、どうして食べないのか、と聞いたら「だってお皿しかないじゃないですか」と答えたそうな。皿の柄が透けて見えるほど薄い薄いふぐ刺しが皿に載っている事を知らなかったのである(今はだいぶ儲かっているというので、きっと冬になるとシタリ顔で堪能しているであろうが)。今から20年ほど前のこと。お家はお金持ちという噂はあったが、クルマの競技と女の子と編集部での睡眠以外にはうとかったのだ。
しかし、その九州からの帰り道であろうか、今は著名となった逸材発見に寄与もしていた。フェリーの中でタコが知り合ったタイヤテスターの某氏が、会社を辞めて上京するところであった。「東京でクルマの評論家になりたい」とタコに言ったことで、タコがベストカーに連れてきたことから、後の評論家人生が切り開かれたのであった。
お騒がせなところもあったが、タコの残した足跡は多かった(8本足だからというわけではなく)。これからもがんばって活躍してほしい。また何か思い出したらここに書こう。
●オマケ写真の説明
クルマだけの男ではない勝股は、月下美人の栽培も得意だ。今年も満開だ!
© 三推社 / 講談社 2007

