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ベストカー 2007年7月10日号

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ベストカー 2007年7月10日号
発売日:2007年06月08日
価格:300円
発行元:(株)三推社 / (株)講談社
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やっとかめ勝股の「クルマなんてさ」(連載第6回)

今号も見応えタップリ。編集部員が1週間家に帰らず、作り上げました。
今もっとも話題を集めているNEWインプレッサも6月5日に発表になりました。ぜひ売れてほしいと思います(クルマも小誌も)。それとスクープも自信作ですよ。東京モーターショー速報もVol.2。メーカーは今ごろ、コツコツと出品車を製作しているころなんです。

今号で判明した重要情報。ニューデミオのフロントマスクは「ワンと吠えた犬の口」と垂れ下がった耳をドアミラーで表現しているとか……。犬好きは買わないとね。
ところで海外旅行に行くたびに思うのだが、世の中で何がいちばん無愛想かと考えると、外国の航空会社のカウンターの女の子(おばさんが多い)が挙げられる。みなさんもそう思いませんか?

……でも上には上がある。F1関係者。プレス窓口もどこもかしこも、無愛想。2年前は、プレスカード発給を断られたほど。うちはF1はほとんど1色ページしか使わないが、「カラーでやっていないからダメ」が断りの理由であった。本誌はモノクロページこそ、ベストカーと思っているのに……。
ドライバーもしかり。過日、ホンダのホスピタリーテントにいた。そこにドライバーが挨拶にくるわけである。司会者のインタビューに「明日はがんばりたい」とか通り一遍答えるわけである。そのインタビューが終わってワタシは
「バリチェロさん、サインお願いします」
と丁重にサインペンを手にして言ったわけだが、言い終わらないうちに、視界から消えてしまった。ホンダ関係者にこれだから……。一般の人は言うまでもないだろう。

伝え聞くところによると、F1ドライバーはむやみにサインをしないように…という取り決めがあるらしい。走っているとき以外は人の目に触れぬよう……という決まりがあるとも聞く。ドライバーを神格化するのが狙いなのか? お客さんがいて成り立つモータースポーツなのに変なの!? 巨額な投資をした参戦メーカーもファンサービスこそ真剣に考えなきゃいかんと思う。
ただし、スペインGPのオフィシャル(地元の人たち)だけは違っていた。暇なので、椅子を一つ置いて記念写真スペースとしていた。おかげでこんな写真も撮れた(“今号のおまけ”参照)。
FISCOのオフィシャルさんも真似してみたらいかがでしょう。でも日本人がやるとFOCAから叱られるかも……。その点、アメリカのINDYのレーサーは、オフィシャルもプレスもアットホーム。気取っていなくて最高です。

●連載「タコの思い出コーナー」

いまやグランツーリスモ界では先生の大井貴之君がベストカー編集部員だったころの思い出のコーナー。初公開のマル秘バナシを紹介しよう。もう言ってもいいだろう。
タコといえば各自動車メーカーが耐暑テストをするデスバレースクープを思い出す。あるメーカー(A社としておこう)の地獄耳広報関係者が、密かに「Bメーカーのスポーツカーが○日からデスバレーでテストをするらしいよ」と私に教えてくれた。そこでタコを出張させた。そうしたらタコの前に現れたのは、B社のスポーツカーでなくて、あろうことか、地獄耳広報関係社の所属するA社のスポーツカーであった! それをタコがしっかりスクープしてきてワタシもA社の関係者も目が点。その後の処理が大変だったことを思い出すなァ……。

このときは10日間くらいで帰ってきたが、2回目は3週間くらいデスバレーにいたが、たいした収穫はなかった。充分に寝られたらしく、帰国時、たいへん元気だった。
ところが後日、現地では高価なポルシェのレンタカーを借りて自分で楽しんでいたことが発覚! 会社もちの経費だから通常なら遠慮してサニークラスを借りるのが当然なのだが、「スクープ車を追いかけるには、これでないと……」などと言い訳をしておった。
なかなかきついスクープの仕事でも(曲がりなりにも)楽しみを見つけながらやっていた。たびたびあきれさせられたが、クルマへの愛情と根性は今の若いもんよりあったと思う。今となっては笑い話だ。

 
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