ベストカー 2009年7月10日号
- ベストカー 2009年7月10日号
- 発売日:2009年06月10日
- 価格:320円
- 発行元:(株)講談社ビーシー / (株)講談社
- バックナンバー一覧
やっとかめ勝股の「クルマなんてさ」(第54回)
ああああ、GMが破綻してしまった。
こう書くと、たいていの人はきっと、「またその話題か」と不思議に思うかもしれませんねえ。最近の自動車不況の話題ばかりで、もう新聞もテレビもこの手の報道に飽きてしまったのか、いまひとつ衝撃度が伝わってこなかったのですが、そんなものか、と不思議でありました。私としては、もっともっと騒いでよかったくらいであります。
自動車業界に携わって30数年、これほどショッキングな事件はなかったと申しても過言ではない。あのGMが! すごい歴史に立ち会ってしまったものだ。確かにオバマが手をさしのべ、それほど影響はない、とか膿が出尽くしたと判断した人もいたんだろうけど、アメリカの自動車文化、それが日本にもたらしたもの、といった歴史を思うと、やはり、そんな経済的な側面だけで片付けられることに、抵抗があるのです。
さて、いよいよi-MiEVが正式発表となり、一般紙やテレビで取り上げられるようになりました。ベストカーではずーっと前から試乗もして、さんざん報道もしてきたので、今、世間一般的で話題になっているのが、ちょっとピンとこないくらいですが、市場のホットな反応を見ると、やはりいよいよ、EVの時代到来!という実感がわいてきました。誌面でもカラーで色のバリエーション、実質の負担額など具体的な話を掲載。
先日、我が社(そうそう、株式会社三推社はよりによって、GMの破綻日6月1日に社名変更となり株式会社講談社ビーシーとなりました)に、i-MiEVのセールスマンが来ました。前から、ぜひうちも、と名乗りをあげていたのですが、いよいよ具体的な商談であります(といっても、まだ受け入れ態勢が万全でないことが判明した、というレベルで、この先のことはまた後ほどであります)。これまでクルマはいろいろ買ったけど、これほどセールスマンが来るのが楽しみだったことはないなあ、と新鮮な気分になりました。こういう商談ならではのワクワク感、今の若い人にも味わってもらうには、やはりワクワクするクルマがデビューするしかないな、とも思いました。
そこで、今号では、スーパースクープでiQベースのスポーツカー、お見せしております。今の時代のライトなオープンスポーツカーは低燃費のエコでも優等生を狙ってくるから、実に楽しみ。ホンダはCR-ZXとビートの後継車が楽しみ。三菱もi-MiEVベースのスポーツを本気で開発、マツダはロードスターの後継に野心的モデルを開発か? 軽のハイトワゴンばかり乗っていたらわからない、スポーツカーマインドを若い人たちにもこんな新車で味わってほしい、と思います。これからどんな次世代エネルギーが主流となるかを検証したページも用意。現代人なら必読でしょう。
どうも出展メーカー数激減で寂しそうな秋のモーターショー。でも、こんなときだから出展車は目立ちます。というわけで注目のモデルも紹介。夢みたいなコンセプトカーより、未来的だけど市販車化率の高い、現実的なクルマと出会えることでしょう。そういう期待をこめて、誌面でベストカー主催のモーターショー、やっております。個人的には、13年落ちのクルマやら72年落ちのブガッティロワイヤル(関口会長ご購入)、安くなっちゃった憧れの輸入車などを集めた後半のカラーで展開している第二部が面白い。
現状ではプリウス対インサイトの関心が高いので、正面切っての対決もカラーでどんと見せております。意外と情報の少ない積める荷物の量や、ウエット路面での燃費など、走りはもちろん現実味のあるテストを実施。どっちにするか迷っている人、参考にしてください。
活版もヒートアップ。『迷信か真実か?』では「アーシングをすると性能が上がる」から「鼻がデカいやつはナニもデカい」といった気になる迷信の真実に迫ってます。モスキート音体験(編集部に若者がほとんどいないことが判明)、今、議論噴出の世襲問題を衆議院議員菅義偉氏、平沢勝栄氏に登場いただいて語っていただいたり、レース界、芸能界の世襲についても考えております。
などなど、今気になることがてんこ盛りのベストカー、どうぞよろしく! モバイルのほうもぜひ見てくだされ!
© 講談社ビーシー / 講談社 2009
- 関連リンク
- - 講談社ビーシー 公式WEBサイト






