ベストカー 2009年4月26日号
- ベストカー 2009年4月26日号
- 発売日:2009年03月26日
- 価格:320円
- 発行元:(株)三推社 / (株)講談社
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やっとかめ勝股の「クルマなんてさ」(第49回)
月日の経つのは早いもので、もう、このWEB用の原稿を書くのも次回で50回を迎える。この労力を考えたら、紅白まんじゅうでもいいからご褒美がほしいぞ。いや、誰からということもないが……。
ご褒美は自分で用意すべく、現在、ささやかな希望に小さな胸を脹らませております。岐阜に帰るたび、庭に果樹の苗木をせっせと植えております。死んだ両親は花が好きで、花の咲く木は多いのですが、私はなんといっても花より食べられる実が目当て。ビワ、イチヂク、ブドウ、ザクロはすでに植付け、さらにクリ、カキ、別のブドウの苗木が編集部で次に帰れる日を待っております。いつまでも実らないと思っていたら、2本必要だったなどという知識も入用ですが、その手のハウツー本を読んでいるだけで幸せな気分になります。これでいつ国に帰っても暇で呆ける時間はなくなりそう。こんな果樹に囲まれ、縁側で「咳をしてもひとり」、の暮らしがそう遠くない将来始まるかもしれません。
さて、みなさんの関心事といえば、やはり3月28日から始まる土日祝高速1000円活用法でしょう。水遣り、剪定で帰郷の増える私にも重要な問題。これをカラーでどーんと紹介。なにせ当事者殿たちも予測不能な渋滞も心配。ほんとにどこまで1000円なのか、もわかりにくい。複雑な課金システム変更で4月28日までは都市部をはさむとまた1000円課金されるという問題もあるから、損しないためにもじっくりと読んでくだされ。水着のギャルとカラー展開でわかりやすくお教えいたします。
それにしても後ろ向きな開発ネタが多い中、日産はがんばっているようだ。気分だけでも高揚する日産のスクープ6連発を巻頭にブチ上げてみました。トヨタ、ホンダのハイブリッドばかりじゃ正直、楽しくありません。日産だって、セレナ、フーガにもハイブリッド化の波、そしてEV専用車も用意されている! 打倒ゴルフのニューティーダ、マーチもかわいいだけじゃなくなりそう。ジュネーブショーで登場したインフィニティエッセンスも艶かしいまんま市販かどうかを検証。こういうクルマが出てこないと、やっぱり市場は冬眠したまんまだろう。野山ではそろそろ啓蟄。人間界も暗黒の地底から早々に出ないといけませんね。
とはいえ、今現在はやっぱり快進撃を続けるインサイト、対抗する従来型プリウス、5月18日発売の新型プリウスは205万円という値段で挑んでくるというのも、大いに気になります。三者の比較とニュープリウスの進化論、さらに取得税、重量税での免税分をひくと価格差はどうなるか、も言及ですが、ほんとにハイブリッドでないといまどきダメとは思いません。ガソリン車でも燃費がよくて走りがもっと気持ちいいクルマもあるのでありまして、人によっては燃費より貫禄だ、という考えがあってもいいと思います。というわけで、クラウンマジェスタ5代目も忘れちゃいけない。4.6l、347PS。そのわりには押し出しは猛烈でもなく、意外と大人しい印象ですが、こんな時代、あえてこういうクルマが売れてくれるとうれしいのは私だけではないはず。
とにもかくにも、工場が忙しくなって働き手が足りない、そんな状況になってほしいと心底思う今日この頃であります。
© 三推社 / 講談社 2009

