ベストカー 2009年1月26日号
- ベストカー 2009年1月26日号
- 発売日:2008年12月26日
- 価格:320円
- 発行元:(株)三推社 / (株)講談社
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やっとかめ勝股の「クルマなんてさ」(第43回)
いかんです。これまで体験してきたどんな危機より、深刻であります。やっと光が見えて、黒字となった元赤字メーカーも出て来て、ほっと一息ついたところだっただけに、まさかこんなことになるとは、とびっくりしております。
情報の最先端にいながら、と思われるでしょうが、あり得るとは思っていても、こんな坂道を転がるような展開というのは、正直、実感をともなってみると、予測は甘かったと言わざるを得ません。ちなみにNSX開発中止というのは1ヶ月前から知っていたけど、社長が自らの口で言ってスクープがパ~になってショック。WRCのスバル撤退は、来年ひと通り参戦してから撤退かと思っていた。スズキは、やってるわりに露出がないな、と思っていたのだが、こう撤退報道が続くとやはりガクッときます。
とはいえ、ムードに飲み込まれすぎじゃないか、と思える部分もあります。みなさん、消費税が上がるかもしれないんだから、今のうち買っておいたほうがいいかもしれない、というものもあるはず。買えるときに物にしておくといいことはけっこうあるんじゃないかな。新聞も日本を暗くするような報道ばかりでいかんです!
今号は、09年の新車をすべてをスクープ、保存版です。まずベストカーを買っておくと今後の方策も賢く立てられることでしょう。1575万円のGT−RスペックV(ボタンを押すと80秒間だけブーストアップして500馬力オーバーに達成する装置があります。運輸省の認可のための知恵かね。よく解決策を見つけたもんだが、その知恵をボタンを押すとブーストダウンして燃費が下がるとか、不況が打開するとか、に向けてもいいんじゃないか。それが今後生きて行く道になるんじゃないか)。なにせ、ブレーキローター300万円、パッド200万円とな! とすごいクルマ。こんな時だから、買える人は羨望のまなざしで見られることでしょう。ホンダのインサイト、スバルのレガシィ、三菱iMiev、レクサスIS F-Rもいよいよ来年登場。こんないろんなタイプの新車が登場する09年、低迷する新車販売に各社多種多様な新車で勝負をかけます。その真剣さは、ホンダのいないF1レースよりずっとスリリングで現実的。クルマに関心のあるものから見れば、おもしろい年となりそうです。皮肉なことに生産台数激減で、プラチナ価格が急落、ガソリン価格も下落しており、原材料費の高騰にあえいだクルマの値段も落ち着いてくるのではないでしょうか。(ちょっと無理矢理前向きに考えすぎてるきらいはあるが)。
今号はさらに現行車の『Theスーバーランキング』も特集。スタイル別、用品、いいエンジン、驚いたこと、ズッコケたクルマ……etcをランキングしております。おもしろいです。
あのトヨタも連日のように、赤字、工場休業、解雇など辛い報道が続いてますが、各メーカー本社でも備品の節約は厳しいらしい。調べたら、短い鉛筆は2本をホチキスで止めて長くして使う、付箋も縦に3分の1の細さにするなど、昼休みの消灯など徹底的。トヨタはこれまでも社風としてみんな身に付いているというから、年間300日以上24時間電気エアコンつけっぱなし(?)中小企業の我が社も見習わなければいけない。
涙ぐましい話としては、もう一つ。『ワタシはこれでいつも泣いている』。評論家、レーサー、ラリーストたちもこれを読んで泣いてしまう、という小説、ドラマ、映画を紹介。こんな時代だから、人情に触れてせめて暖かい気持ちになろうではないか。
頑張ってる会社というのもあります。光岡。大蛇(オロチ)に続き、今度は卑弥呼。趣味性の高~い優雅なオープン。女性起業家の中には羽振りのいい人も多いみたいだから、そんな人にはおすすめかも。
あいかわらず読み応えいっぱいのベストカー、来年もどうぞよろしくお願いします!
よいお年を!
© 三推社 / 講談社 2008
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